信頼ってどうやって作ればいい?信頼の作り方と信頼をなくさない方法とは

信頼を失って四面楚歌になっている人を見ると、明日は我が身と自分に言い聞かせています。

信頼を失ってしまうと誰からの協力も得られず、味方になってくれる人もいないという、組織にいながらにして孤立してしまう場合があります。

 

信頼を失って孤立してしまうと、もちろん仕事が順調に進むわけがありません。滞るばかりです。

会社だけではありません、家族だって一緒のこと。しっかりした信頼関係なくして楽しい生活は続けられませんよね。

 

では、僕らがそういう状況に陥らないためにはどうすればいいのでしょうか?

それに対しての一つの答えが、「7つの習慣」に記載されていたので、信頼を無くさない方法と、信頼を築くためにするべきことをまとめてみました!

信頼ってどうやって作ればいい?信頼の作り方と信頼を減らさない方法とは

社会人が読むべき絶対的バイブルと言っても過言ではない「7つの習慣」に信頼関係についての考えが述べられていました。

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それは、信頼はお金と同じで、人々の心の中には「信頼口座」があるという主張です。

銀行にお金を預けたり、引き出したりするのと同じように、信頼関係も預けたり引き出したりしているというとのこと。

 

つまり、信頼をなくさないためには、信頼を引き出す量より、信頼を預け入れる量を多くしなければならないということ。お金と同じで預け入れ金がなくならないように、口座に預け入れ続けなければならないのです。

 

信頼を無くさないために気をつけることと、信頼を築くためにするべきことの概要を紹介します。

信頼をなくす行為

7つの習慣の中では以下のようなことが、信頼をなくす行為であると紹介されています。

  • 無礼を繰り返す
  • 見下す
  • 話を遮る
  • 過剰反応で騒ぐ
  • 無視する
  • 気まぐれな態度(一貫性がない)
  • 裏切り
  • 脅し
  • コントロールしようとする

 

どれも自分がされたら絶対に嫌なものばかりですよね。もしこれを日常で繰り返しているとしたら見る見るうちに信頼を落としていきそう!

 

しかし、実際に信用のない人はこういったことを繰り返しています。

私感ですが、職場では「無礼」「見下し」「脅し」などが多いのではないでしょうか?パワハラと呼ばれる類のものです。

そういう行為をする人が信用されるわけがないですよね。話もしたくなければ、近寄りたくもないでしょう。

信頼を築くためにすべきこと

では、信頼を作るためにはどうすればいいのでしょうか?7つの習慣では以下の6つのことが紹介されていました。

  • 相手を理解する
  • 小さなことを気遣う
  • 約束を守る
  • 期待を明確にする
  • 誠実さを示す
  • (信頼口座を)引き出してしまった時には心から謝る

信頼を築き上げるにはこれらのことを日常的に行うことで、少しずつ信頼口座に信頼が積み上げられていきます。

 

一言で言ってしまえば、「相手のことを思い、誠実であること」と言えるでしょう。

自分本位で物事を捉え否定するのではなく、相手がどう考えているか、どうすれば相手のためになるかを考え実行することで少しづつ信頼が積み上げられていくのです。

崩れた信頼は一朝一夕では回復しない

じゃあ信頼関係が崩れても、信頼を築く方法を実践すれば大丈夫でしょ!と思う人がいるかもしれませんが、それは間違いです。

くどいようだが、人間関係には応急処置は効かない。関係を築くこと、修復することは、長い時間をかけて人間関係に投資することなのだ。 7つの習慣より引用

一度崩れた人間関係は簡単には元には戻りません。二度と戻らないと言っても間違いではないはずです。

表面上は信頼が回復したように見えても、内心はそうなっていないもの。信頼は長い時間をかけて作られるものなので、瞬間的に治るわけがないのです。

 

なので、信頼が崩れてしまった段階ではもう手遅れ、元に戻るためには想像以上の努力と継続力が必要になります。

僕自身も一度「この人は信用できない」と感じた相手は二度と信用したことはありませんし、評判の悪い人はずっと評判が悪いままのように感じます。

 

崩れた信頼を回復させるのは非常に難しいことなので、信頼をなくしてしまう前に、自分が相手を傷つけることをしていないか日々考えて行動したいものです。

信頼を獲得したいならギブアンドテイクの精神は捨てよう

7つの習慣の信頼口座の考えを受けて思うのは、「ギブアンドテイク」という精神は捨てなきゃいけないということ!

 

ギブアンドテイクは商売なら基本的なことですが、信頼を築く上ではギブアンドテイクでは足りないように感じます。ギブアンドテイクではなく、「ギブアンドギブ」くらいの感覚で人と接しておかないと、信頼の口座はいつの間にか尽きているような気がするのです。

 

やはり人は自分のことを客観的に見ることは難しいもの。自分自身では人に失礼なことはしていないと思っていても、知らず知らずのうちに相手の心を傷つけてしまっている可能性もあります。

そうなっていた場合、自分でも気がつかないうちに信頼を失い、孤独な毎日を過ごさざるを得なくなってしまうので、常に「Give」する精神で相手のことを考えたうえで行動するようにしたいものです。

 

7つの習慣には信頼を築くための方法が事例を交えて解説されているので、これから部下を持つ人、新しい職場で働く人は、読んでおいて損はないはず!オススメです!

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